治療中の女性のホットフラッシュと医療用ウィッグ

女性用医療用ウィッグの最新事情!

女性用医療用ウィッグの選び方のポイント!

治療中の女性はホットフラッシュを起こしやすいので注意

抗がん剤治療を受けている女性にとって、もっとも不快な状態というのはもちろん副作用による吐き気や脱毛ですが、もう1つをあげるとしたら、異常なくらいにかく汗との闘いです。治療に入るまでは普通にしていられますが、投与がはじまって脱毛がはじまると、最初はバンダナでやり過ごす女性も多いでしょう。

ところがこの時期を少し過ぎたあたりから、自分ではそれほど感じていないのに、カラダ中がカーッとのぼせたように熱くなって汗が噴き出してくるような経験をしたことはありませんか。この症状のことを「ホットフラッシュ」といい、治療中の女性には良く起る現象だそうです。

ホットフラッシュはホルモン分泌の異常などで更年期を迎えた女性が良く起こす症状。けれども抗がん剤を投与されている時期は、同じようにホルモンの分泌がバランスを崩すので、ホットフラッシュと同じ、“大量の汗をかくような事態”に見舞われてしまうといいます。

汗をかきにくい通気性の良い医療用ウィッグを選ぶべき

ホットフラッシュ以外にも、治療中の女性には汗をかきやすくなる条件がいくつも揃っていて、そのための対策は早めに講じたほうが良さそうです。汗をかきやすくなる抗がん剤治療中の条件とは以下のようなものです。心当たりのある方は、ぜひチェックしてみてください。

汗をかきやすくなる治療中の条件

  • 副作用が治まったように思っていても、急にめまいがしたり吐き気が襲ってきたりして、額から汗が出てくることがある。
  • もともと体力・脚力が低下しているので、リハビリなどでは足元が不安定。チャレンジすると、そう思っただけで汗がにじみ出てくる。
  • 冷房の効いた室内から戸外に。急激な温度差で体温の調整がつかなくなる。汗が噴き出たり冷やされて夏風邪につながったり。
  • 不慣れなウィッグで頭の上に違和感があると、意識が上に行って身体のバランスが崩れ汗をかく。
  • 医療用ウィッグでも、フィット感のないものや通気性の悪いものは汗をかきやすい。ズレやすくなって危険なので再考が必要。
  • 更年期を迎えている女性は、ホットフラッシュを起こしやすい。大量の汗をかいて身体がほてったりすることもあるので注意。

治療中の女性は汗をかきやすく、ときには危険をともなうことがあることは理解していただけたでしょうか。見直しが必要となるのは、“いま着用しているウィッグや医療用ウィッグの通気性はどうか”です。ベースの裏側にある人工肌の部分の幅を確認してみてください。

医療用ウィッグのメーカーの中には、人工肌に幅広ネットというのを使っている製品があります。またウィッグの全体がネット構造になっていて、頭皮とウィッグ裏側に隙間があくようになっています。この隙間が通気孔の役割を果たし、汗やムレを外に逃がしてくれます。基本はネット構造の医療用ウィッグを選ぶこと。

ウレタンなど硬質で重たいベースを使っているものは、それ自体が汗を誘発させてしまう素材なので買い換えをおすすめします。汗のかきにくい軽いウィッグ、汗をかいても通気性が良いウィッグがベストです。