脱毛とは関係のない普通の女性でも被れるウィッグ
身体の部位の中では人間の頭がいちばん重く、それを支えているのが細い首と両肩。だから首筋から肩にかけてのコリに、長年悩まされている女性が大勢います。
ウィッグは自分を表現するうえでとても便利なものだけれど、タダでさえ重い頭の上に、新たな重石を載せて歩いているのがウィッグの正体。頭が重たくなれば歩く姿勢も中途半端になり、つねに頭のバランスを取ろうとするために、身体の左右のバランスも崩れがちになります。
そうすると本来は真っ直ぐだった体幹が少しずつ崩れていき、転倒しやすい身体になってしまうことも医科学的に証明されています。
肩こりはする、首は痛める、体幹は崩れる、転倒しやすくなる~。健康と予防のためにはあまり良くないツールというのがウィッグです。
ところが、普通のファッション用ウィッグから医療用ウィッグに替えたことで、長年の悩みだった肩こりと偏頭痛を解消してしまったという女性がいます。
その人は抗がん剤治療で脱毛しているわけではなく、そのような経験のない健常な女性です。あるときガンを患っている女友達から医療用ウィッグを薦められ、「こんなに軽くてフィット感があるウィッグなら、脱毛していない私が被ってもいいはず」と、買い替えてしまったそうです。
この医療用ウィッグ、軽いから肩こり・偏頭痛も解消!
その女性が薦められたという医療用ウィッグは、アンベリールのシルフィという製品で、ホームページに公表されている特徴には8つほどがピックアップされています。
そのうちの1つが、「幅広ネットによる通気性の良さと軽さ」。通常のウィッグは一般用でも医療用でも、毛髪の裏側に相当するベース部分がシリコンかポリウレタンでできているため、頭部の汗がそのまま残ってしまい、通気性が悪く重い上に、汗でズレやすくなって、首や肩への負荷がハンパではなかったと言います。
シルフィの幅広ネットとは幅が11.5センチもあり、通常のウィッグ(5センチ)にくらべると倍以上の幅。重いシリコンやウレタンのこの部分が、薄いスキンネットに変わり幅が広くなったことで、蒸れにくくなり、ズレも起きません。
重さはわずか70グラムと一般の製品にくらべ半減させています。さらに全体が超立体縫製のネット構造となっていることで、フィット感、フンワリ感も増幅させています。
- 幅広ネットは通気性の他にもズレにくくする役割を果たしている。細かい編み目なので肌触りが良い。汗によるヌルヌル感がなくて心地よい。
- ウィッグの全体がネットでできている。シリコンとかポリウレタンのような、硬くて重い素材ではないので、着けていても異物感がない。
- 何より超軽いので、首や肩に負担をかけず歩きやすい。歩き方に無理がなくなり、気が散漫にならないので運動に集中できる。
- 肩こり、腰痛、偏頭痛などの解消には個人差があるものの、身体に負荷をかけ無理を強いるようなウィッグは良くない。